予防医療

prevention

プライムメンバー

プライムメンバー

武蔵小山どうぶつ病院では年間を通して定期的な健康診断を行うことが健康で長生きすることにつながると考えています。
そこで、定期的な健康診断がお得に受けられるプライムメンバー制度を提供しています。
プライムメンバーに加入すると、定期的な健康診断に爪切り・肛門腺絞りがサービスで受けられるのに加え、予防薬やワクチン、血液検査などが10%offになります。
ぜひこの機会にプライムメンバーに加入して、健康寿命を延ばしましょう!

プライムメンバー プライムメンバー

デンタルケア

デンタルケア

2歳齢までの猫の70%、犬の80%が歯周病!?

このような報告があります。
そして実際に診察をしているとこれは正しいと感じます。詳しくはこちらのページをお読みください。

歯周病の予防はご自宅でのデンタルケアが鍵となります。誤ったケアをすると、歯周病の予防どころか歯が折れてしまう危険性もあります。

ではどういったケアが効果的なのでしょうか? 最も効果があるのは歯ブラシを用いた歯磨きです!

歯周病の原因は歯周ポケット内の歯垢(プラーク)です。歯垢は細菌の塊で、これが歯肉に炎症を引き起こします。
歯ブラシの先で歯垢を取り除くのが歯周病の一番の予防となるのです!大変ですが、できれば毎日、少なくとも3日に1回はやってください。

口に触られるのに慣れよう!

なにはともあれ、まずは口を触られるのに慣れさせるのがファーストステップです。
最初は口唇に触れて、大袈裟なくらいに褒めながらご褒美をあげましょう。次に歯茎も触れるようになったら次のステージです!

ファーストステップで私が活用しているものが、歯磨きペーストです。
わんちゃん猫ちゃんに人気なのはチキン味のペーストで自分から舐めてくれる子が多いです!これを舐めさせながら口の中に指を入れて歯と歯茎をマッサージするようにしています。

喜んで舐めてくれる子であれば、これ自体が御褒美になるので、口の中を触られるのに慣れるトレーニングはこれでばっちりです!子犬・子猫の頃からこれができると歯磨き習慣をつけやすくなります。成犬・成猫でもここからはじめましょう。

デンタルシートで歯を磨こう!

次のステップはデンタルシートでの歯磨きです。デンタルシートを指に巻きつけて歯を磨いていきます。牙の犬歯から始めるのが良いと思います。慣れてきたらだんだん奥まで磨いてください。

デンタルシートは面の歯垢を落とすのに優れていますが、隙間や最も磨きたい歯周ポケットにはアプローチが難しいです。
また、下の歯や歯の内側を磨くのは難しいと思います。できればやって欲しいですが、一番歯垢が溜まりやすいのは上の外側の歯なので、それを意識してください。
デンタルシートも出来るようになったら是非歯ブラシにチャレンジしてください。

忘れないで欲しいのが、ここでも思いっきり褒めて、ご褒美をあげることです!多量のご褒美は肥満につながるので、少量のおやつか、デンタルペースト、歯磨きガムをあげると良いです。
歯磨き後に食べるのはちょっと、、と思われるかもしれませんが、犬猫の歯周病の原因は食べカスではないので、気にしなくて大丈夫です!

歯ブラシで歯を磨こう!

最後のステップは歯ブラシを用いた歯磨きです。
歯ブラシは動物用で販売されている歯ブラシか、乳幼児用の一番柔らかい歯ブラシを使うのが良いです。何度も言うようですが、歯周病の原因は歯周ポケット内の歯垢なので、歯と歯茎の間にブラシを入れることが重要となります。

ですから歯と歯茎に対して45°の角度をつけてブラシを当てていくと良いです。きっかり45°は難しいので、斜めに当てるというイメージで磨いてください。最近は360°にブラシがついている歯ブラシもあるので、それを活用してもいいかもしれません。

ブラシを当てる強さは200gが良いとされています。200gってどんな強さだ?と思われると思いますので、家にある料理用の電子秤りにブラシを押し当てて、200gの強さを体感すると良いでしょう。
歯ブラシを噛んでしまう子がいますが、歯磨きの効果は低いので、なるべく噛ませないように磨いてください。
歯ブラシで毎日磨いたとしても少しずつ歯石は溜まり、歯肉炎も起こってくるものです。
歯肉炎が起こってくる場合はひどくなる前に全身麻酔下でスケーリングを行なうべきです。
無麻酔の歯石除去を避けるべき理由はこちらをご覧ください。

Tip. 1 おすすめの歯磨きガム

オーラベット(犬用)
アメリカとヨーロッパの獣医歯科専門医であるDr. Brook Neimeicが最もおすすめしているデンタルガムです。ガムは噛むときの摩擦で歯垢が削れるので、ある程度の弾力と厚みがないと、歯周ポケットまで届きません。
オーラベットは歯垢をよく落としてくれるだけでなく、デルモピノールという成分が歯垢の付着を防いでもくれます。
体重によって大きさが分かれていますので、歯ブラシのご褒美として1日1個を切らずにあげるととても良いです。
うんちが緑色になりますが、着色料は使用してないので問題ありません。診察中に試してみることも出来ますのでお気軽にお声がけください!

Tip. 2 あげないでいただきたいもの!

硬すぎるものは歯が折れてしまう可能性があります!!
ひづめや硬いチーズなどが売られていますが、それで歯が折れてしまった子をたくさん診てきました。
歯が折れると食事のたびに痛みを感じるうえ、最悪抜歯が必要となります。飼い主さまの親指の爪を押し当てたときに跡がつかないようなものは絶対に与えないでください。

ぜひ協力して歯の健康を守っていきましょう!お気軽にご相談ください。

混合ワクチン・抗体価検査

混合ワクチン

混合ワクチンは発症すると命に関わる感染症や重症化しやすい感染症を混合して予防するための注射です。
この注射を打つことで恐ろしい感染症から命を守ることができるため、大切な家族に必須の注射となります。

稀ではありますが、ワクチンに対するアレルギーを持つ子がいて、ワクチン接種後2~3時間してから症状(顔が腫れる、何度も吐く等)がでる場合があるため、そのときに当院で対応できるよう、出来るだけ午前中での接種をお願いします。注射後は病院で少しお待ちいただき、急性の症状(アナフィラキシーショック)が出ないかを確認してからお帰りいただきます。

世界的にワクチンガイドラインというものが定められており、当院はこれに出来るだけ則ったワクチンの打ち方をしていきたいと考えています。
まず、子犬・子猫ですが、6~8週齢で最初の混合ワクチンを接種し、その後は生後16週齢またはそれ以降まで、2~4週間間隔で接種し、1歳になったら追加接種することを基本としています。

混合ワクチン

犬のワクチン

犬では、特に恐ろしい感染症はコアワクチン、複合して感染すると重症化する感染症はノンコアワクチンと定められています。
この2種類では効果の持続時間が異なり、コアワクチンは生後1年で追加接種をした後は3年は空けて良いとされています。ノンコアワクチンは生後1年で追加接種した後は1年毎に追加接種していく必要があります。

ですから、ノンコアワクチンだけを毎年接種して、3年毎にコアワクチンも接種できれば良いのですが、現在日本には必要とされるノンコアワクチンのみを含むワクチンが存在しません(レプトスピラはあり)。
そのため、必要とされるすべてをしっかりと予防していくにはコアワクチンも含めた注射を毎年摂取しなければなりません。 日本では長年このやり方でやってきて、大きな問題は起きていないので、当院でも今のところは毎年の摂取を基本としています。

何種のワクチンを打つべきなのかはその子の生活環境によって異なるので、獣医師にご相談ください。

8種混合ワクチン
犬パルボウイルス
犬ジステンパー
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス2型
犬パラインフルエンザ
犬コロナウイルス
犬レプトスピラ症(2種)
6種混合ワクチン
犬パルボウイルス
犬ジステンパー
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス2型
犬パラインフルエンザ
犬コロナウイルス
 
5種混合ワクチン
犬パルボウイルス
犬ジステンパー
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス2型
犬パラインフルエンザ
 
 

しかし、ワクチンアレルギーを持つ子や、すべてを予防はできなくても毎年の摂取は避けたいという場合は、特に重要なコアワクチンの感染症に対してどのくらい抵抗力をもっているのかを調べる、「抗体価検査」を受けることで、ワクチンの摂取を回避することができます。
ワクチンの持続時間は個体差が大きいため、毎年抗体価検査を行い、抵抗力のチェックをおすすめします。この検査で低い値が出る場合はワクチン接種をしていきます。
日本ではまだまだ毎年接種が基本で、毎年接種をしていないと利用できない施設も多いため、ドッグランや動物を一緒に泊まれるホテルなどを利用する場合は一度施設に確認をしていただく様お願いいたします。

猫のワクチン

猫では基本的に3種混合ワクチンを接種します。当院では生後1年で追加接種をした後は、リスクの低い猫と高い猫に分類し、接種スケジュールを決めていきます。

・リスクの低い猫:完全室内で1頭飼いをされていて、ペットホテル等の利用がない子
 →生後1年で追加接種をした後は3年に1回追加接種をする

・リスクの高い猫:多頭飼いの子、家の外に出る子、ペットホテル等を利用する子
 →生後1年で追加接種をした後は1年に1回追加接種をする

リスクの高い猫のうち、家の外に出る子およびその同居の子は5種混合ワクチンの接種を検討します。
5種混合ワクチンには猫白血病ウイルスが含まれており、屋外の猫では感染のリスクがあります。

5種混合ワクチン
猫汎白血球減少症
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
猫白血病ウイルス感染症
猫クラミジア感染症
3種混合ワクチン
猫汎白血球減少症
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
 
 

狂犬病ワクチン

狂犬病

狂犬病予防法という法律があり、生後91日以上の犬を飼い始めたら30日以内に狂犬病ワクチンを接種しなければなりません。
その後は1年に1回、4~6月に狂犬病ワクチンを接種することが義務付けられています。
狂犬病には「犬」という字が入っていますが、実は全ての哺乳類に感染するウイルスで、発症してしまうと致死率は100%、年間55,000人が亡くなる恐ろしい病気です。詳しくは厚生労働省のHPをご覧ください。

厚生労働省のHPはこちら

現在日本に狂犬病はありませんが、世界的にみると狂犬病がない国はごくわずかで、隣国である韓国、中国、台湾、ロシアにも狂犬病は存在します。
日本でも2006年にフィリピンで犬に噛まれた人が2人亡くなっています。日本にもいつ狂犬病が入ってきてもおかしくない状況なので、日本に狂犬病を蔓延させないためにも狂犬病のワクチン接種は非常に重要です。

犬と猫のフィラリア予防

フィラリアは蚊が媒介して犬や猫に寄生する寄生虫です。都内での発生は少なくなりましたが、感染してしまうと死に至ることもある恐ろしい寄生虫です。予防することで100%防げる病気なので、健康に過ごすためにしっかりとした予防を心掛けましょう。フィラリアの予防は1ヶ月に1回する必要があります。

フィラリアの予防薬はフィラリアの体内に入ったフィラリアの幼虫を倒す駆虫薬です。
フィラリアを持った蚊に刺されると、幼虫が体内に入り、皮下や筋肉で2~3ヶ月かけて成長していきます。フィラリアの予防薬はこの幼虫を駆虫します。ここでの予防を怠ると心臓に移動して成虫に成長してしまいます。

ですからフィラリアの予防は蚊が出始めてから始めて、蚊がいなくなった後までの予防が必要です。
目黒区周辺では蚊が出始めるのが4月ごろ、いなくなるのが11月下旬ごろなので予防期間は4月から12月で月1回の投与が必要です。

フィラリア予防

犬の場合、フィラリアに感染しているのに予防薬を始めてしまうと、一度に大量のフィラリアの幼虫が駆虫されることで犬がショック症状を起こし、最悪の場合亡くなってしまいます。そのため、予防をはじめる前にフィラリアの幼虫が血液中にいないかの検査をする必要があります。

猫の場合、フィラリアの寄生する数が犬と比較して少ないため、検査があまり有用ではありません。フィラリアの幼虫が少ないということはショック症状を引き起こす可能性も低いため、猫は検査をせずに予防を始めます。 猫は寄生数が少なくとも症状が強く出て突然死することがあります。完全室内飼いであっても蚊に刺される可能性があるならば予防をすべきです。

フィラリアの予防薬は犬は食べるタイプのものとスポット(首の後ろにつける)タイプのものがあります、猫はスポットタイプの薬になります。どの予防薬が適しているかは診察時にご相談ください。

ノミ・ダニ予防

ノミ・ダニ予防

ノミやマダニは血を吸うだけでなく、様々な病気を媒介する厄介な寄生虫です。最近では犬や猫だけでなく人にも感染する病原体を運ぶことも注目されています。
大切な小さな家族を守るだけでなく、自分自身を守るためにもノミダニ予防は重要です。
13℃を下回るとノミやマダニは活動性が低下しますが、冬の間も草むらや温かい落ち葉の中に潜んでいます。元気にお散歩に行く子は年間通しての予防をオススメします。
ノミやマダニはどんな病気を引き起こすのかみてみましょう

ノミ・ダニ予防

ノミ

1. とにかく痒い
これは病気ではありませんが、ノミの痒みは蚊の何倍にもなります。 ノミが寄生した犬や猫はその痒みがひどいストレスにつながります。掻いて皮膚を傷つけることで化膿性皮膚炎になることもあります。
2. ノミアレルギー性皮膚炎
ノミの唾液がアレルゲンとなり、強い痒みと皮膚炎を引き起こします。ひどい痒みに自分の体をを噛んだり引っ掻いたりする結果、化膿性皮膚炎を引き起こします。このアレルギーになると1匹に噛まれただけでも皮膚炎を発症してしまうこともあります。
3. 瓜実条虫症(サナダムシの仲間)
犬や猫が毛づくろいをしてノミを食べてしまうことで、ノミの体内に寄生する瓜実条虫の幼虫を体に取り込んでしまいます。少量であれば無症状のことが多いですが、大量寄生すると激しい下痢や体重減少を引き起こします。便に片節という白いうねうね動くお米の大のものが出てくることがあります。
4. 猫ひっかき病(人に悪影響が!)
バルトネラ菌を持っているノミに寄生された猫に引っかかれたり、噛まれたりすると、傷口から菌が入り、人に感染することがあります。数日から2週間ほどの潜伏期間を経て、化膿する・痛む・発熱する・リンパ節が腫れる等の症状が現れます。

ダニ

1. 貧血・皮膚炎
ノミの大量寄生でも貧血が起きますが、1匹の吸血量を比較するとマダニが圧倒的に多く、貧血のリスクがあります。マダニが血を存分に吸った後の皮膚にはひどい炎症が起こることがあります。
2. 犬バベシア症
バベシアという原虫が犬の赤血球に寄生して、破壊します。これによって貧血、発熱、食欲不振といった症状が現れ、急性に進行すると黄疸が出て、死に至ることもある恐ろしい寄生虫です。
3. 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 人にとっても重要!
マダニから感染するウイルスの病気で、2013年ごろから日本でも発生が報告されている比較的新しい病気です。この病気の恐ろしい点は人が発症しても現在有効な治療法がなく、致死率が10-30%に及ぶということです。また犬や猫も感染し、犬の致死率は29%、猫の致死率は60-70%と報告されています。感染した犬や猫に噛まれたり濃厚接触することで人に感染することも分かっています。
特徴的なものを挙げましたが、ノミやマダニはこの他にも病気を媒介することが分かっています。
ノミやマダニに関してもしっかりと予防をして大切な家族を守りましょう。
予防薬の種類は、犬では食べるタイプとスポット(首の後ろにつける)タイプ、猫ではスポットタイプのものがあります。
ノミ・マダニの予防は、基本的には1ヶ月に1回予防する方法ですが、3ヶ月効果が持続するものもあります。
どの予防薬が適しているかは診察時にご相談ください。

DOGドック・CATドック

健康診断

大切な小さい家族との幸せな時間を長く過ごすためには、病気にならないための「予防」や重症化する前の「早期発見・早期治療」がポイントとなります。
日頃の診察や健康診断では見つけきれない異常を一歩踏み込んだ検査で発見する「DOGドック・CATドック」を提供しております。

完全予約制で、当日は絶食、午前中にお預かりし、午後のお返しとなります。外部に委託する検査もあるので、結果は2週間後にご報告となります。

メリット

犬・猫は1歳を超えると人の約4倍のスピードで歳をとっていくと言われれています。つまり1年でも4年分の歳をとっているということです。
1年はあっという間ですが、その間にも身体の状態に変化が起こってくるため、定期的にドックを受けることで病変の早期発見につながり、早期治療が可能となります。異常が見つからなければ、今年も健康だったという安心になります。

受診の目安

犬・猫共通して年1回のドック(人にすれば4年に1回のイメージ)をオススメします。
高齢になってくると病気が増えてきますので、半年に1回の受診をオススメします。

コース

ベーシックコース
(5歳までの子にオススメ)
カウンセリング
一般身体検査
尿検査
便検査
血球計算
血液生化学検査(19項目)
レントゲン検査
(胸部・腹部各2枚)
超音波検査(腹部)
¥20,000(税抜)
スタンダードコース
(5~10歳の子にオススメ)
カウンセリング
一般身体検査
尿検査
便検査
血球計算
血液生化学検査(19項目)
レントゲン検査
(胸部・腹部各2枚)
超音波検査(腹部・胸部)
心電図検査
血圧測定
眼検査
¥30,000(税抜)
プレミアムコース
(10歳以上の子にオススメ)
カウンセリング
一般身体検査
尿検査
便検査
血球計算
血液生化学検査(19項目)
レントゲン検査
(胸部・腹部各2枚)
超音波検査(腹部・胸部)
心電図検査
血圧測定
眼検査
甲状腺ホルモン検査
心臓の血液検査
¥40,000(税抜)